11日目
もう寝るけど、まぁ、一応ね
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ぼけぼけ
寝すぎだ。まだ眠い。動かなすぎる。
3度寝に至り、13時に起きた。
飯食った。体動かそうかな。でもだるい。
はー。
九日目
スーツ2着で5万円、本当に使うんだろうな、おい。
5万は高いぞ。考えるのだる。まあいいや。サマースーツでこれだぞ。
冬にももう1セット買うんじゃねーか糞。
顔デカいからスーツに合わないコンプレックスがある。
顔デカ6頭身で成立するファッションはないのか。
言語の勉強も言い訳してやらない。
理由はなんだ。あれだ、わかりきっている。
言い訳だ。勉強は今後コツコツ続けなきゃいけない。
スタートダッシュで燃え尽きちゃいけないとか考えてる。
長期の休みがあるんだから、今しかできないことをやるべき、とか考えている。
カス。
やれよ。
今しかできないとかいうの、何?それすらやってないし。
次の会社では・・・・・・・・・・・・・・・
書類整理を家でやろうとすんな。コンプラ違反だ。機密違反だ。やめろ。
そもそも、できるわけねーんだ。
毎日限界MP0になるまで仕事してんだ。
帰ってきたら寝るだけだろ。
退職一か月前くらい、SEを志し始めたころは、仕事上がりでも1時間程度ならプログラムができた。練習ができた。楽しみがあった。夢の中でさえプログラムして、寝相で指を動かした。
現実逃避エネルギーだ。やってる場合じゃない時にこそ、エネルギーがでる。
やるべき、必要、となった途端これだ。
目標を見失い気味だ。やっていけ。やれ…。
お前は努力しなきゃ人並みのことも身につかない。努力して屋っと人並みだ。
覚えられない。判断できない。そう何度も思っただろう。
うるせーよ馬鹿、上司かお前。くたばれ。
どうせ給料は残業見込んでるんだ、書類整理ぐらいちゃんとしろ。頼むわ。
八日目
フライパンが届いた。
鉄製で直径24cm。鈍色。塩とサラダ油で油慣らしをした。
多分これでいいだろう。青や赤といった光沢が交じり、格好いい。
悪くない。悪くない。
明日はほうれん草とベーコンを炒める。卵を落としてもいい。
さざら?さらざ?を買うべきかもしれない。
余計な出費は控えるべき、それも徹底的に。という気持ちと、楽しみを見いだせたなら、ある程度の痛みは覚悟で金を払うべき、というそれぞれの気持ちがそれぞれ沸き起こる。
どうするべきか。金はなくはないが、この先のことを考えると不安は否定できない。
今日は昼寝がなかった。思い出した。薬を飲もう。
やらなければいけないことを保留しすぎた。
行政手続きをし、後何だったか…。
そう、歯科を進め、精神科を検討しなければならない。
いいじゃないか。でもいいじゃないか。あれは進めた。社への資料送付は。
散髪も予約した。行く。
それでいいじゃないか。汗を流そう。
あー、なんだっけアれ。目盛ろうとして忘れた。糞。
スーツだ。
熱くなってきた。
厚い布団はしまうべきか。
明日干して、仕舞おう。
部屋の書類は整理して、掃除機をかければ、部屋はほぼ完成だ。
狭くなったが、必要なものを設置できた。充実感はたいしてない。
0に至った、という感覚だ。
スタートラインだ。ここから始めよう。
書類を放置した結果、焦ることになった。
焦るなと自分に言い聞かせ、最低限期日は守れた。それは良しとしよう。
焦らない、それがとにかく第一だ。
しかし、結果オーライに過ぎない。
間に合ったからよかったものの、今日まで書類を見ていなかったのはNGだ。
最も、書類が届いたのがそもそも昨日だ。リードタイムが短かったことは事実だし、
そこにこちらの非はない。そこに自信は持つべきだ。
まずは読まなきゃな。仕事が始まったら。
いつまでたるんでいてよいものか。
七日目
天気が良く、素晴らしい日だったが、外には出ていない。
1000歩も歩行はしていないと思う。
頭がぼやける。散歩に行くべきか、と思いながら、夜になった。
書類も書かなければいけない。1枚。
進めなければならない幾つかの課題もある。
怠惰な一日だった。やらなければならないものを後回しにしたため、余計にそう思える。
ひどい夢にうなされた。夢の中では常に、眠気にあらがっていたが、どうにもならない。体が動かなかった。ゆめには3種類あった。
某漫画家殿と僕は、知人だの関係だった。近くに住んでいた、あるいは同じ部屋にいた。僕は体が動かなくて、うなされていた。助けを求めたような、求めていないような、それは思い出せない。横たわった僕が見上げて、漫画家殿が見下ろし、目が合ったような感覚があった。それ以上は思い出せない。
某インターネットライター氏がいた。僕の自転車のヘルメットをかぶっていた。僕は抵抗しようとした気がする。負けじと。僕のヘルメットで笑いをとっていた。それに負けたくなかった。なんだそれ。
最後の夢。僕は女性だった。夢では荒唐無稽な設定が前提になることが多い。それを疑うことはなかった。やはり朦朧とし、体の自由が利かない。夜だった気もする。薄暗かった。墓場だった気もするし、駐車場だった気もする。人気が少なかった。
いくつかの工程を踏んで、僕はある男に助けを求めた。優しげだが、どこか軽薄な印象だった。起きてからはそう思った。男は黒いミニバンに乗ってきた。僕は介抱される形で車に乗せられた。
ゆめの内容を覚えているのは珍しい。まして、それが3種類すべて覚えているとなると、ことさらだ。頭はまだぼっとする。散歩が必要か。
発話もしていない。朗読で補うべきか。
怠惰で苦しいが、体が動かない。薬を飲もう。今は、従う。
蕪と、ひき肉を煮て食べた。うまい。少し淡かったが、これぐらいでいいのかもしれない。解凍した白飯と合わせて煮て食べても、うまかった。
食材が冷蔵庫の中に余っていることへのプレッシャーを感じる。
今日はほとんど終わった、という感覚がある。
就業中は、この時間からさらに残業をしていた。終わるとかえって、胃に満足いくまで食品を詰め込み、寝た。よく回っていたと思う。
今の生活は、どういう生活なのか。癒される感覚は、最早ない。
はっきり言語化する。もはや癒されていない。何かをして、何かを得る必要がある。
本当に必要があるのか。
歩きたいが、同時に何か聞きたい。聞きたいものがないので、外に出る気になれない。
出ればいいのに。