九日目

スーツ2着で5万円、本当に使うんだろうな、おい。

5万は高いぞ。考えるのだる。まあいいや。サマースーツでこれだぞ。

冬にももう1セット買うんじゃねーか糞。

顔デカいからスーツに合わないコンプレックスがある。

顔デカ6頭身で成立するファッションはないのか。

 

言語の勉強も言い訳してやらない。

理由はなんだ。あれだ、わかりきっている。

言い訳だ。勉強は今後コツコツ続けなきゃいけない。

スタートダッシュで燃え尽きちゃいけないとか考えてる。

長期の休みがあるんだから、今しかできないことをやるべき、とか考えている。

カス。

やれよ。

今しかできないとかいうの、何?それすらやってないし。

 

次の会社では・・・・・・・・・・・・・・・

書類整理を家でやろうとすんな。コンプラ違反だ。機密違反だ。やめろ。

そもそも、できるわけねーんだ。

毎日限界MP0になるまで仕事してんだ。

帰ってきたら寝るだけだろ。

 

退職一か月前くらい、SEを志し始めたころは、仕事上がりでも1時間程度ならプログラムができた。練習ができた。楽しみがあった。夢の中でさえプログラムして、寝相で指を動かした。

現実逃避エネルギーだ。やってる場合じゃない時にこそ、エネルギーがでる。

やるべき、必要、となった途端これだ。

目標を見失い気味だ。やっていけ。やれ…。

 

お前は努力しなきゃ人並みのことも身につかない。努力して屋っと人並みだ。

覚えられない。判断できない。そう何度も思っただろう。

 

うるせーよ馬鹿、上司かお前。くたばれ。

 

どうせ給料は残業見込んでるんだ、書類整理ぐらいちゃんとしろ。頼むわ。

八日目

フライパンが届いた。

鉄製で直径24cm。鈍色。塩とサラダ油で油慣らしをした。

多分これでいいだろう。青や赤といった光沢が交じり、格好いい。

悪くない。悪くない。

明日はほうれん草とベーコンを炒める。卵を落としてもいい。

さざら?さらざ?を買うべきかもしれない。

余計な出費は控えるべき、それも徹底的に。という気持ちと、楽しみを見いだせたなら、ある程度の痛みは覚悟で金を払うべき、というそれぞれの気持ちがそれぞれ沸き起こる。

どうするべきか。金はなくはないが、この先のことを考えると不安は否定できない。

 

今日は昼寝がなかった。思い出した。薬を飲もう。

やらなければいけないことを保留しすぎた。

行政手続きをし、後何だったか…。

そう、歯科を進め、精神科を検討しなければならない。

いいじゃないか。でもいいじゃないか。あれは進めた。社への資料送付は。

散髪も予約した。行く。

それでいいじゃないか。汗を流そう。

あー、なんだっけアれ。目盛ろうとして忘れた。糞。

スーツだ。

 

熱くなってきた。

厚い布団はしまうべきか。

明日干して、仕舞おう。

 

部屋の書類は整理して、掃除機をかければ、部屋はほぼ完成だ。

狭くなったが、必要なものを設置できた。充実感はたいしてない。

0に至った、という感覚だ。

スタートラインだ。ここから始めよう。

 

書類を放置した結果、焦ることになった。

焦るなと自分に言い聞かせ、最低限期日は守れた。それは良しとしよう。

焦らない、それがとにかく第一だ。

しかし、結果オーライに過ぎない。

間に合ったからよかったものの、今日まで書類を見ていなかったのはNGだ。

最も、書類が届いたのがそもそも昨日だ。リードタイムが短かったことは事実だし、

そこにこちらの非はない。そこに自信は持つべきだ。

まずは読まなきゃな。仕事が始まったら。

いつまでたるんでいてよいものか。

七日目

天気が良く、素晴らしい日だったが、外には出ていない。

1000歩も歩行はしていないと思う。

頭がぼやける。散歩に行くべきか、と思いながら、夜になった。

書類も書かなければいけない。1枚。

進めなければならない幾つかの課題もある。

怠惰な一日だった。やらなければならないものを後回しにしたため、余計にそう思える。

 

ひどい夢にうなされた。夢の中では常に、眠気にあらがっていたが、どうにもならない。体が動かなかった。ゆめには3種類あった。

 

某漫画家殿と僕は、知人だの関係だった。近くに住んでいた、あるいは同じ部屋にいた。僕は体が動かなくて、うなされていた。助けを求めたような、求めていないような、それは思い出せない。横たわった僕が見上げて、漫画家殿が見下ろし、目が合ったような感覚があった。それ以上は思い出せない。

 

某インターネットライター氏がいた。僕の自転車のヘルメットをかぶっていた。僕は抵抗しようとした気がする。負けじと。僕のヘルメットで笑いをとっていた。それに負けたくなかった。なんだそれ。

 

最後の夢。僕は女性だった。夢では荒唐無稽な設定が前提になることが多い。それを疑うことはなかった。やはり朦朧とし、体の自由が利かない。夜だった気もする。薄暗かった。墓場だった気もするし、駐車場だった気もする。人気が少なかった。

いくつかの工程を踏んで、僕はある男に助けを求めた。優しげだが、どこか軽薄な印象だった。起きてからはそう思った。男は黒いミニバンに乗ってきた。僕は介抱される形で車に乗せられた。

 

ゆめの内容を覚えているのは珍しい。まして、それが3種類すべて覚えているとなると、ことさらだ。頭はまだぼっとする。散歩が必要か。

発話もしていない。朗読で補うべきか。

 

怠惰で苦しいが、体が動かない。薬を飲もう。今は、従う。

 

蕪と、ひき肉を煮て食べた。うまい。少し淡かったが、これぐらいでいいのかもしれない。解凍した白飯と合わせて煮て食べても、うまかった。

食材が冷蔵庫の中に余っていることへのプレッシャーを感じる。

 

今日はほとんど終わった、という感覚がある。

就業中は、この時間からさらに残業をしていた。終わるとかえって、胃に満足いくまで食品を詰め込み、寝た。よく回っていたと思う。

今の生活は、どういう生活なのか。癒される感覚は、最早ない。

はっきり言語化する。もはや癒されていない。何かをして、何かを得る必要がある。

本当に必要があるのか。

 

歩きたいが、同時に何か聞きたい。聞きたいものがないので、外に出る気になれない。

出ればいいのに。

6日目

書いていて楽しいのかは、よく分からない。

天気は良くない。予報では雨らしい。これから降るらしい。電車。子供たちが向かい合って、端末を持っている。Switchを使って通信している。タブレットで、シューティングを開いている子もいる。小学生か、中学生か、判然としない。男女三人ずつ。PUBGだったろうか。流行っている認識。この年に、この遊び方は、楽しい。違いない。山は深くなっていく。